◆制作ログ #1:暴走の実態と最初の制御
V5、見事に暴走した。
最初に気づいた問題はシンプルだった。
BRIDGEや後半でボーカルが勝手に高音域へ跳ね上がる。
1番Aメロ〜サビは安定しているが、2番以降、BRIDGE、FINAL CHORUSでは感情が盛られすぎる。
ときどき“超音波”レベルの鋭い発声まで現れる。
抑制したいのに、なぜか盛り上げようとする。
最初に試したのはLyricsタグでの制御。
[GLOBAL VOCAL: mid-low register only | upper limit A4 | no climax | no belting | no octave jumps]
一定の効果はあったが、完全には止まらなかった。
特にBRIDGEの情緒的跳ね上がりと、FINAL CHORUSでの勝手な感情爆発は顕著。
ここで理解した。V5は「ドラマ」を作ろうとする。
抑えようとしても盛ろうとするエンジンなんだな、と思うしか。
◆制作ログ #2:Style文章化と実験思考
次に検討したのはStyleの入力方法。
V5ではタグ列挙より、文章化されたStyle説明のほうが効きやすいとかなんとか。
今回の指定は、Japanese City Pop × Neo-Soul、スウィング気味のドラム、Rhodes、男性ハイテナー(A4まで)。
ただし、「男性ハイテナー」という指定が、無意識に高音方向へ解釈される危険もある。
つまり、Styleそのものが暴走を助長する可能性がある。
ここで検証方針を決定。
・A:Lyrics制御のみ
・B:Lyrics+文章化Style
・Advanced Optionは低Weirdness固定
短縮やタグだけでの抑制では不十分なことを認識し、実験的思考に切り替えた瞬間だった。
この段階で、V5を“完全制御”できるという幻想を捨て、方向性のタグとして活用する意識に変わった。


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