AI時代の「第二の脳」を探して、休日が消えた話

発端

昨日は制作を進めるつもりだった。

曲を作るでもいい。
サイトを触るでもいい。
ショート動画を作るでもいい。

何かしら前に進めるつもりだった。

ところが気が付けば、

  • Notion MCP
  • ChatGPT Pro
  • Dify
  • Claude
  • Gemini
  • AIの記憶問題

そんな話ばかりしていた。

結果として、制作はほぼ進んでいない。

でも、不思議と無駄だった気はしていない。


Notion MCP、高くない?

話の発端はNotion MCPだった。

NotionをAIと連携させたい。

制作ログも戦略メモも実験結果も、全部Notionに蓄積している。

だったらAIに読ませたい。

できれば、

「過去の実験結果を踏まえて次の一手を考えて」

みたいな相談もしたい。

ところが調べてみると、

Notion MCPをChatGPTと連携するには、実質的にChatGPT Proが必要らしい。

月100ドル。

年間で考えると結構な金額になる。

正直、

「そこまで払うか?」

という気持ちになった。


本当に欲しいのはMCPなのか?

ここで気付いた。

自分が欲しいのはMCPそのものではない。

欲しいのは、

知識の自動同期

だった。

例えば昨日ずっとやってた会話。

本来なら、

  • 要約される
  • 構造化される
  • ナレッジ化される
  • 全AIで共有される

ところまで勝手にやってほしい。

でも現実は、

会話は会話として流れていく。

記録するなら手作業。

保存するなら手作業。

整理するなら手作業。

その時点でやる気が失せる。


AIは賢くなった。でも忘れる。

最近ずっと感じている。

AI選びをしているようで、

実はAI選びをしていない。

本当に困っているのは、

AIの記憶問題

である。

ChatGPTも優秀。

Claudeも優秀。

Geminiも優秀。

でも、優秀だけど結構なバカ。

別のAIへ移るたびに説明し直しになる。

知識が分散する。

文脈が消える。

積み上がらない。

だから、

「どのAIが一番賢いか」

よりも、

「どうやって知識を蓄積するか」

の方が大きな問題になる。


それっぽいツールへの誘惑

途中でDifyの話になった。

DifyはAIではない。

AIを活用するための土台だ。

知識ベースも作れる。

複数AIを接続できる。

理想を言えば、

Beatrose専用AIみたいなものも作れるらしい。

魅力的だ。

実に魅力的だ。ホントならな。


だが、前科があるじゃん

ここで思い出した。

過去にも似たことがあった。

Stable Diffusion。

ComfyUI。

その他いろいろ。

当時も、

「簡単ですよ」

「できますよ」

という話を聞いた。

実際にやってみた。

休日が吹き飛んだ。

一日消えた。二日消えた。

成果物は出なかった。

残ったのは、

大量のエラーと

疲労と

後悔と

翌日からの出勤に向けた気の重さだけ、

だった。

だから最近は、

新しいツールを見ると、

期待より先に警戒心が出る。


そのツール、本当に必要か?

ここで考えた。

Difyが欲しいのか?

違う。

自分が欲しいのは、

Difyではない。

Notionでもない。

MCPでもない。


欲しいのは、

「今日の会話を勝手に資産化してくれる仕組み」

である。

それだけだ。

たぶん世の中の多くの人も同じだと思う。

知識を整理したいわけじゃない。

知識が勝手に整理されていてほしい。


SWELL事件

ちなみに途中で、

「定着しているツール」

の話になった。

そこでSWELLが挙がった。

いやいや。

待て待て。

言うほど恩恵受けてないぞ。

使いにくいぞ。

そんなツッコミを入れた。

思えば最近のAIもそうだ。

機能が多いことと、

価値があることは違う。

できることが多いことと、

使いたいことが簡単にできることも違う。


昨日の結論

結局昨日は制作が進まなかった。

曲もできていない。

動画も作っていない。

サイトも更新していない。

でも、

AI時代の知識管理については、

少し理解が深まった気がする。

そして何より、

今の自分が探しているものが少し見えた。


仮説

自分が探しているのは、

第二の脳ではない。

PKMでもない。

Notionでもない。

MCPでもない。


AIが読むための知識ベース。

そして、

会話が勝手に資産化される仕組み。


最後に

昨日は何も進まなかった。

少なくとも表面上は。

でも、

こういう遠回りの会話が、

半年後や一年後に振り返ると意外と伏線になっていることがある。

知らんけど。

いや、結構本気でそう思っている。

だからこれはこれでよしとする。

制作が進まない日もある。

その代わり、

未来の制作環境について考えた一日だった。 😌

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