音楽の外に、入口を作る
曲を作る。
動画を作る。
YouTube Shorts、TikTok、Instagram、Xに投稿する。
ここしばらく、そんなことを繰り返してきた。
もちろん、届くこともある。けれど、新しい人に音楽を知ってもらうのは、思った以上に難しい。
曲を聴いてもらいたい。
だから曲を切り抜いて、短い動画にして、届け方を工夫する。
でも、そもそも音楽を探していない人には、どうやって出会えばいいんだろう。
そこで、ちょっと考え方を変えてみた。
音楽を見つけてもらう場所を待つのではなく、音楽が流れる場所を自分で作れないか。
それで、ゲーム紹介?
たどり着いた案のひとつが、Steamのゲーム紹介番組だった。
番組名は「YOUR NEXT GAMES!!」。
サブコピーは「Steamで見つける、次の一本。」
いや、音楽を届けたいと言いながら、なぜゲーム紹介なのか。
自分で考えておいて、少し妙な感じもする。
でも、ゲームを探している人には、ゲームを紹介する動画を見る理由がある。
その番組に、Beatroseの音楽が流れている。
番組のオープニングやBGMを通じて、曲を知らなかった人にも音が届く。
ゲームの紹介自体が面白くなければ、当然、見てもらえない。
音楽の宣伝だけを目的にした番組では意味がない。
まずは、ゲームを探す人にとって役立つ番組にする。
音楽の話は、その先だ。
作り始めたら、思いのほか本格的だった
最初は3作品を紹介するパイロット版から始めた。
そこからOP、ED、字幕、ナレーション、BGMと、少しずつ形を整えた。
制作にはCodexも使った。けれど、画面を見て判断し、違うと思ったところを直し、自分でナレーションを収録して、Filmoraで仕上げる。
AIに任せたらボタン一つで完成、とはいかなかった。
そしてEpisode 01は、Steamゲーム11作品を紹介する構成になった。
OPとEDを入れると、チャプターは13区間。
音楽を届けるために始めたはずなのに、気づけばゲーム番組を一本作っている。
まあ、そういうこともある。
曲を届ける方法は、一つじゃない
これまで試してきたShortsが無駄だったわけではない。
新しい曲を作ることも、今ある曲を届けることも、これからも続ける。
ただ、音楽を聴いてほしい人に、音楽だけを差し出す以外の方法があってもいい。
今回のゲーム紹介は、そのひとつの実験だ。
番組として面白いものが作れるのか。
そこからBeatroseの音楽に興味を持ってくれる人が現れるのか。
答えは、まだ出ていない。
でも、せっかく作った音楽だ。
聴いてもらうための場所も、少しくらい自分で作ってみようと思う。


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