まず、3本だけやってみた
Steamゲーム紹介番組「YOUR NEXT GAMES!!」を作ることになった。
最初から11作品を紹介する大がかりな番組だったわけではない。
試しに作ったのは、3作品を扱う約5分のパイロット版。
Codexに映像を作らせて確認すると、想像以上の出来だった。最初の評価は80点。
ただし、80点は完成点ではない。
字幕の位置、ゲーム情報の表示、映像のつなぎ。見れば見るほど、直したいところが出てくる。
オープニングが、なかなか始まらない
特に難しかったのがOPとEDだった。
「もっとシネマティックに」「モーショングラフィックで」と方向を変えて比較してみたものの、仕上がりは大して変わらない。
言葉で雰囲気を頼んでも、映像は思ったようには変わらないらしい。
そこで、OPとEDをそれぞれ3つのキーフレームで組み立て、「どんな画面から始まり、どう変化して、どこへ着地するか」を先に決めた。
その構成をCodexに実装させると、ようやく番組らしい形になった。
AIへの注文は、抽象的な形容詞を増やすだけでは足りなかった。
欲しいものを、見える形にする必要があったということだろう。
最後は、自分でしゃべる
番組には音が要る。
ブランドコール、OP・EDの共通テーマ、本編用BGM。音楽活動の延長なのだから、ここはBeatroseの仕事でもある。
ナレーションは、自分の声で収録した。
息継ぎ、リップノイズ、音量、画面とのタイミング。Filmoraで調整しながら仕上げた。
AIが動画を一瞬で完成させてくれて、自分は完成品を眺めるだけ。
……という話には、当然ながらならなかった。
3作品のパイロットで試していたことは、そのまま11作品の本番へつながった。途中では約2分21秒の抜粋版を検収し、約9分51秒の本番映像へ進んだ。
確認のために、確認用動画をさらに作る。
その動画をまた確認する。
さすがに同じ目的の確認工程が重なり、途中で手順を見直すことにもなった。
そして、50GB
試作、比較用動画、中間ファイル、再レンダリング。
気づけば制作関連ファイルが約50GB。本人申告の概算とはいえ、なかなかの物量だ。
最終版だけでは次回を作れない。
かといって、途中で作ったものを全部残せば、あっという間にストレージが埋まる。
何を残し、何を捨てるか。
完成する頃には、そんな作業まで必要になっていた。
2026年10月23日、Episode 01をYouTubeで公開した。
紹介するゲームは11作品。OPとEDを含めた13チャプター構成になった。
音楽を届けるために始めた番組制作。
結果として、自分の声でゲームを紹介し、オリジナルの番組音楽を流す動画が一本できた。
音楽を作っていたはずが、ゲーム番組を作っていた。
まあ、音楽を流す場所が欲しかったのだから、間違ってはいない。
うん、とにかくできた。冷静に見直すと、、、いろいろ改善すべき点はある。
というか改善点だらけじゃねえか(笑)
でも、はじめてみないと分からないからな、という想いからStill Curiousは生まれたのです。


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